[2010年08月02日(月)]
南ア大会のトレンドを考える(3)〜日本代表の未来と育成
前線からのハードワークとともに今後さらに求められるのが、ゴールキーパー(GK)やセンターバック(CB)のフィード技術です。
前線からの守備の意識が高まってきた現代サッカーにおいて、前を向いてボールを受けることのできるポジションは限られてきます。それ故、敵の攻撃を跳ね返すだけのタイプでは、つとまらなくなってきています。
前線からのハードワークとともに今後さらに求められるのが、ゴールキーパー(GK)やセンターバック(CB)のフィード技術です。
前線からの守備の意識が高まってきた現代サッカーにおいて、前を向いてボールを受けることのできるポジションは限られてきます。それ故、敵の攻撃を跳ね返すだけのタイプでは、つとまらなくなってきています。
過去のW杯では攻撃型のチームが優勝することは多くありませんでしたが、今まで攻撃型と言われるチームが勝てなかったのは、相手陣に7人くらいが攻め込んだときにボールを奪われると、1本の縦パスで7人が置いていかれ、カウンターを食らってしまうことが原因でした。
それが、今大会では攻撃的なチームと言われているスペインが優勝した。
今回のW杯を振り返ると、まずは大陸間の実力差が少なくなってきている印象があげられます。その結果、例え強豪であっても、今まで以上に“いい準備”が求められる時代になってきていると言えるでしょう。
FIFAが定めるデッドラインまでリーグ戦を開催していた国は、日本と、フランス、イタリア、スペインでしたが、このうち2カ国の代表チームはスタートでつまづき、グループリーグで敗退。スペインは途中から底力を発揮して優勝しましたが、グループリーグ初戦のスイスに敗れたことを考えると、リーグ戦を最後まで行なっていた影響があったことは否めません。
――グループリーグの時に、今大会は非常に低調だと言われていましたが、決勝トーナメントに入って、面白いと思われた試合は何かありますか?
オシム「ガーナの試合。本当にいい試合をしていたから、彼らがPKで負けたのはアンラッキーだった。残念だ」
――ガーナのライェバツ監督はセルビア人ですが、面識はおありなんでしょうか?
――ドイツと比べて、フランスは民族融合ができなくて、酷い結果になってしまいましたね。
オシム「彼らに関しては、同じようなメンタルを持った外国人が多い。そしてフランスでプレイしている外国人は、とにかく自分の力を示さなければいけないものすごいプレッシャーと戦っている。結果も求められる。人生も同じだが、ずっと自分の力を発揮し続けることはできない」
――ご自身もフランスのストラスブールでの現役時代はプレッシャーを感じていましたか?